風来坊@真幸福知

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BOSMA β D=80/f=500, そしてもっとオートガイド! DIY

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ヤフオクで80mm F6.2 (f=500mm)のアクロマート屈折望遠鏡(上の写真の上から2番め, BOSMA β)が5000円〜で「ジャンク前提」というキーワード付きで出品されているのを見て, 結局落札(笑). マニアックな方の出品らしく, 接眼部が改造してあることや光軸がずれて再調整した経緯など詳しい解説があった. 「クセのある品物」「一定以上の知識やご経験がある方でないと、取扱いが難しいかも」という絶妙なフレーズのおかげか, 他に入札する人はごく少なく, 安価に入手できた.

f=500mmなので今ある15cm F5 (f=750)であふれるくらいの被写体にはちょうどよい. 15cm反射望遠鏡よりずっと軽くてコンパクトなので, 直焦点撮影用に取り回しが楽と期待.

ガイドスコープにつかっているSkyWalker (6cm f=420mm, 上の写真の下端)は15cmには鏡筒バンドの1/4"ネジを使って背負わせられるが, 鏡筒バンドのないBOSMAとはどうやっていっしょに載せられるか(架台はGP赤道儀)と思案しつつ手元にあるものをガチャガチャやってみた結果,こんなものができた.

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構成部品は下, 左, 右の順に:

  • AstroStreet アリガタプレート 18cm GP互換
  • Slik 微動雲台(マイクロモーションヘッド) SMH-250 → ガイドスコープの微動
  • AstroStreet ビクセン規格アリミゾ→ 中央の1/4"ネジ穴はΦ6.5mmドリルでバカ穴にしてある.
  • 1/4"のネジ類:
    • 1/4"六角ボルトを頭も含め30mm弱に切断したものと六角ナット・ワッシャ 2セット(アリミゾをアリガタプレートに固定, 面からネジがはみ出さないことが重要) (これはM6でも良いのだが, M6と1/4"が混在すると紛らわしいから全部1/4"にした)
    • 1/4"長ネジを5cmくらいに切ったものと蝶ナット 1セット(アリミゾの中央バカ穴に通して自由雲台を取り付ける, カメラを載せる場合)
    • 1/4"x12六角ボルト, ワッシャ 1セット (これは加工不要, 微動雲台を取り付ける, 下面からはみ出さない)

これを使うと, 右のアリミゾにBOSMA 8cm, 15cm反射, カメラ用の雲台(Slik バル自由雲台)のどれでも取り付けることができる. 左の微動雲台はガイドスコープ用.

もともとこのアリミゾには中央に1/4"ネジ孔があって, つまりカメラ用の雲台にも載せられるようになっている(アリガタを使うような重いものを載せてこれをカメラ雲台に載せようとは思わないが...). ここに棒ねじを立てて上に自由雲台を付ければカメラも載せられるが, アリミゾの中で回転できるような小さなものに限定される. 愛用のバル自由雲台はレバーが横に当たって回らないので付けられない. バカ穴にして1/4"ボルトを通せば, 上に載せた雲台は回さずに下で蝶ネジを締めて固定できる. それで, めでたくバル自由雲台が載る.

もうひとつの有力な案として, GP赤道儀赤緯微動の脇にあるモータ取付用の孔に1/4"ボルトを通して自由雲台を取付け, そこにガイドスコープをくっつける(GP持ってる人しか分からないですね(笑))という手も考えた. これはたぶんいちばん軽く済ませる方法だが, BOSMA専用になってしまって15cm反射やカメラと付け替えるのが面倒になるので却下.

上の最終案は, いちばん下のアリガタプレートの剛性が気になっていたが, 大丈夫な感じがする.

ちなみにBOSMA, 安い短焦点アクロマートなので長焦点のものやEDアポクロマートとは比べるべくもないが, 一応, 木星の縞模様や土星の輪は見えた(3.2mm, 156倍)し, 低倍率(23mm, 22倍)では星はちゃんと点になり散開星団などきれいに見えた. 直焦点撮影に期待 :-)

BOSMAというメーカー(中国広州市)はほとんど馴染みがないが, 海外へたくさんOEM供給しているらしい.

だんだん増殖してきた手元の鏡筒たち, 気づくと1万円以上出したのは主砲の15cm反射だけで, 上の写真にないビクセン8cmの長モノ(f=910mm)も含め屈折望遠鏡はオール1万円以下(笑).

もう買いません(笑)