風来坊@真幸福知

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ある婦人の葬儀

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ある婦人が急に亡くなられた. 元気だったときはお寺の参道に花を植えたり草取りをしてくださりとてもお世話になった. ある日草取りに来られて話をしていたとき, 「ヘビがでるか」と聞かれて「いるかも」と答えたら少女のようにキャッキャと声を上げられた姿が今も思い出される. 多少キャピキャピ系の名残のあるおばさんである.

地域のコミュニティセンターのいろんな活動でもご活躍だったと聞く. 器用で手芸などをひとに教えてあげたり, いろんなものを作って配ったり, 世話好きな方だったようだ.

この夏のお盆の棚経で回った時には, 最近骨折などで動けなくなりベッドを仏間に持ち込んで寝ているので仏壇を拝んでもらえない, といって断りをされた. そのときはまだ杖を使って家の中では歩いていらっしゃったが, その後入院されたと聞いていた.

亡くなられた日の朝, いつものように病院に来られた娘さんに「今日は仕事に行かないで一緒にいて」と言われ, 午前中は娘さんといろんな話をされたという. そしてその日の午後2時過ぎに息を引き取られたとのこと.

ご主人は8年前に他界されて一人暮らしだった.

私自身は常々, 配偶者があの世に居るということは, 自分自身が半分はあの世に居るようなものだと感じることがある.

この方も, 自分の死期を知っていたかのように行動された話を聞くと, やはりそういうものなのかと思ったりする.

静かな良い晩年を過ごして良く往かれたのではないかと思う.

ご冥福を祈る.

<合掌>