最近, 世界のあちこちの人たちが12P/Pons-Brooksという彗星の写真を撮っている. (7.2等くらいらしいので肉眼では見えない)
3月前半は夕方の西の空の低い所(高度〜20°)に, 日没後1時間くらいのとき見えそう.
山陰地方はここしばらく曇りとか雪とかの天気が続いているが, 昨日の夕方は突然しばらくの快晴が来たので, 近くの小さな湖の畔にある野鳥公園(親水公園だっけ?)の端っこ(西が湖で開けている)に行って撮ってみた.
19:00ごろに空が暗くなって北極星で極軸を合わせられ, 彗星も5cmファインダーやら双眼鏡やらでかろうじて視認することができて撮影開始. (赤道儀のデータをアップデートしていれば自動導入もできたんだろうけど)
20:20ごろになると高度が下がって薄雲の中に行ってしまったし, 湖岸の枯れた葦が視界に入ってきてしまったので, 日没後のタイトな時間になんとか撮れた感じ. 彗星の場合はこういうのが多い(汗;;)
19:00のStellariumでの表示はこんな感じ↓
構図を考える余裕があれば昨日もM31と同じFOVに撮ることもできたかも... 数日後にはもっと近づく.
現場風景.
西は湖で1kmちょっと先の対岸の光があるだけだが, 東側は誰もいない公園にLED灯が煌煌と照っているのが残念. 灯りがなければ星雲とかもよく見えそうなくらい暗いんだが...
時々湖畔をヘッドランプをつけてランニングする人がいたが, それほど人は来ない. むしろ鳥などを見に来る人たちは自然の明るさ・暗さの中に潜むのを好みそうだし, 夜は暗い方が良いのではないかと思ったりする. → 出雲市さま?
ZZzz..