世界日報創刊50周年記念で米国ワシントン・タイムズと世界日報の社長対談. 真正な保守紙としての矜持がうかがえます. 今の日本の宗教弾圧問題についても言及.
「保守」について私の意見をひとこと.
この言葉, 一見して旧態依然とした体質への固執という負のイメージをもつ方もいるかもしれません. また, 自国の習慣や伝統を大切にするあまり, 外来のものを嫌う傾向の保守主義もありがちかも.
私は, 「真の保守」とは国境を越える普遍的な価値であると確信します.
つまり, 宗教や家庭の中に伝統的に流れる「敬天, 愛人, 愛郷」の心は全世界共通の「愛」に基づく人間の本性であるはず. これを守ることが真の保守.
もちろん革新的なものが悪いわけではありませんが, 新しさを装って, 「大切なもの」を破壊し, 結局は人を不幸へ導く落とし穴である「神への憎悪」を根源とした共産主義的な思想の流れには警戒すべきです.
この「愛の伝統に対する保守」と「警戒すべき落とし穴の認識」をもつことが必要と思います.
【祈】