◯◯オク!に30mm, f=130mmガイドスコープのバーゲン品(More Blueという福山のショップ)が3000円(本体のみ架台なし).
昨年工作に走った50mmガイドスコープは光量が十分あり焦点距離もバーローレンズをくっつけて350mmなのでかなりの長焦点までガイドできる. しかし, 「ポータブル赤道儀でオートガイドを!」という場合には500g近い重量は負荷が大きい. ポータブルに乗る180mm望遠レンズならガイドスコープは30mm, f=130mmくらいで十分以上.
最近某熱帯雨林では6000円くらいの30mmガイドスコープが人気のようだ. 30mm F4というと焦点距離わずか120mm. これで800mmの主鏡を星を流さずにガイドできるのか?というと半信半疑だが, やっている人もいるらしい. 上の30mmはもしかしたらオートガイド全般に使えたりするのかも....
という空想により, 手元に届いた30mmガイドスコープ. 例によってUNC1/4ネジを切ったアルミ板を貼り付けて完成(板の表面にヤスリで丸底の溝を作りM4ビスで固定してエポキシで隙間を充填).
と思いきや...
ガイドカメラとの接続がCマウントネジで, 視野を回転できないTT
赤道儀(望遠鏡)に載せた時に, カメラの水平垂直が東西南北方向になるように回転しなければならないのだが...
自由雲台を入れれば回転できて何とか用に足りそう.
う〜〜〜ん...
結局...
望遠鏡の接眼部用の1.25インチアイピースホルダを接着する荒業で解決. (たまたま台座を接着したときに接眼部前に数mmの余白を残しておいたのが幸いした) これでガイドスコープはアルカスイス架台に直付け, カメラの視野は任意に回転できる.
ちなみに, この過程でガイドカメラ(ASI120MM-mini)の先端に付けたCマウントアダプタが固着してしまって取れなくなり焦るトラブルを経ている. アイピースホルダのクランプで問題のリングを固定してもう一方をプライヤで回すというハイレベルの荒業で何とか脱出*_*; 細目ネジの薄いリングは固着するとホントに大変になる. ネジにKUREドライファストルブなどを薄く塗っておくなど固着対策が重要. (注意: KURE556などは揮発成分が蒸発した後固着の危険あり)
5cmガイドスコープと比べるとさらに格段の軽量化. これならポータブル赤道儀にも載せられる. R200SS (f=800mm)だと, これでガイドできるんだろうか?
問題は...少し晴れてきたころに月がぁ....TT