国際弁護士の中山達樹氏のブログ「川塵録」の記事, 紹介します.
ぜひ多くの方に見ていただきたいと思います.
今後法律家を目指す若い人たちにも.
この問題について, 法律家やノンフィクションライター, キリスト教牧師の方々の数名が日本の民主主義の根幹の危機と認識して, 発言したり動いたりしてくださっています. 中山弁護士もその一人.
中山氏が家庭連合(旧統一教会)の解散命令請求問題に関わるにあたって, 「たとえキャリアに傷をつけたとしても魂に傷をつけたくはない」と言われたその言葉が深く印象的で, この方の発言には注目しています.
多くの宗教家の皆さんは今の状況をどう見ておられるか? 自分のところには関係ない他人事でしょうか? 拙速に進められた法制定によって, すでに全ての宗教活動が知らないうちに制限を受けていることをご存知?
修証義の第1章にはこうあります.
「悪を造りながら悪に非ずと思い, 悪の報あるべからずと邪思惟するによりて悪の報を感得せざるには非ず」
悪事をしながらそれを悪と知らず, だから報いなどないだろうと思い込んでいてもそれは大間違いで, 悪の報いは必ず来る.
「善悪の報に三時あり, 一つには順現報受, 二つには順次生受, 三つには順後次受, これを三時という.」
善悪の報いは, すぐに来ること, 次の生で来ること, さらにその後で来ることがあり, これを三時という. つまり今している行動の報いは, 知る知らざるに関わらず確実に来るってこと.
昔いじめに気づきながら見ないふりをして済ましてしまったから, 今いじめられたり, いじめられている人たちの味方になるハメになっているかもしれない.
そのようにして, 報いを受け, あるいは報いるのでしょうね.
歴史の中に起こる事件は, 全てが歴史の大掃除のひとコマなのかもしれない.
【祈】