風来坊@真幸福知

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始まりは坐禅会のご案内, 思いつくことを何でも書いていたら星空系に... Started with Zazen session info. now almost astrophotos. 시작이 참선회 안내, 이제 별하늘 사진들.

日本の信教の自由に対する闘い

10月12日に開かれた文化庁の宗教法人審議会の意見により, 政府は東京地裁に宗教法人世界平和統一家庭連合の解散命令を請求することを正式に決定したという.

第2の暗黒の日. これが私の心中に湧いた言葉だ.

当事者の家庭連合の公式Webサイトには, この数日間に嘆願書を文化庁に提出したこと, また, 解散命令請求の決定を受けてのコメントが掲示されていた.

嘆願書提出についてのコメント:

年長の信徒の柴沼氏が呼びかけ人の代表としてコメントを出している. 以前, 12月に解散を求める「署名」が文化庁で手渡しで直接届けられたのに対して, 信徒側の解散を止めて欲しいという嘆願書は, 2回にわたって合計76,985通の「直筆の文書」であるにも関わらず, 文化庁は直接の受取を拒否し, 郵送によって届けられているという. ここでも, 特定の宗教団体に属し, 関係し, あるいは擁護しようとする者が, 政府から「人並みの扱い」さえ受けていないことが分かる. 

 

解散命令請求を受けての家庭連合のコメント:

一部引用する.

このような決定がなされたことは、当法人としては極めて残念であり、遺憾に思っております。特に、当法人を潰すことを目的に設立された左翼系弁護士団体による偏った情報に基づいて、日本政府がこのような重大な決断を下したことは痛恨の極みです。

私たちは、国から解散命令を受けるような教団ではないと確信しております。私たちの信徒たちと直に接してきた方々、長年にわたってお付き合いしてきた方々は、同意してくださると思います。ただ、テレビのワイドショーなど左翼系弁護士の根拠薄弱な情報を垂れ流すだけのマスコミ報道を鵜呑みにした大多数の国民に対して、私たちの教団の真実の姿を伝えることができなかったことは、私たちの力不足であったと痛感しております。

今後は、裁判において、私たちの法的な主張を行っていく予定です。また、国民の皆様からも、少しでも私たちの教団を理解していただけるよう、今後も積極的な情報発信などに努めてまいります。

 

解散命令請求阻止のために協力していただいた中山達樹弁護士は自身のブログでメッセージを出している.

中山弁護士は日にいくつも記事を書かれることがあるようだが, 本日は実に14本も記事を書かれた. そのほとんどは家庭連合の解散命令請求に関わるトピックだ.

記事の中で印象的な言葉を引用する.

 

かっこいい負けっぷりを示せ!?

次はステージ2です。裁判です。基本は法律的な話ですが、半分くらいは、みなさんの力が必要です。
世論形成です。裁判官も、意識的・無意識的に、世論に影響されるからです。
 A ロッキード事件
 B ロス疑惑三浦和義事件
 C 光市母子殺害事件
などに代表されるように、「裁判所が世論に影響された」と思われる事例は、たくさんあります。
だから、皆さんの力が、今まで以上に、必要なんです。
もう勝負は始まっているんです。ステージ2のゴングは、もう、今日、鳴っちゃったんです。
我々が、「潔い、かっこいい、負けっぷり」を示せば、世間様は、「お、コイツら、殊勝な奴らやないか、ちっとは応援したろかな」って思うんです。
だから、我々が、どんな姿勢で歩き、どんな表情をし、どんな声を出し、どんな言葉を発し、どんなTweetをするか、みんな、勝負なんです。

チームの皆さんの確信

「中山国際法律事務所チーム」として一緒に戦ってきた弁護士が、口を揃えて曰く:
「解散要件を満たすわけないと心底信じている」

次は裁判所に期待

少数者の人権の砦である、裁判所に期待しましょう。

なるほど, 文化庁ではイデオロギー主導で結論ありきで解散への道が作られたとしても, 司法では法に照らして公正な判断が期待できるから, 言論の暴力に対抗できる可能性がある. それでも, 世論の影響はあるのだから, 堂々と表に出て, 声を出して闘えという激励.

 

天道について

10年単位では、天道は、非。
しかし。
50年単位では、天道は、是、です。

「修証義」には, 仏道を修するには「三時」を知らなければならないとある. 善悪の報いは必ずある. すぐに報いを受けないならば少し経ってから, 少し経っても受けなければもっと時が過ぎてから, 必ず報いはある. これを三時という. 悪を作りながら悪でないと思い, 悪の報いは無いと思いこんでいても, 悪の報いがないなんてことはあり得ない, と.

天道に照らして正しいことは, 時が経てば必ず現れる.

 

もしも, 司法の場を経て解散命令が出されるのならば, 家庭連合の日本組織はそれまでのもの, あるいは日本という国家がその程度のものだったということなのかもしれない.

しかし, 中山弁護士事務所のスタッフの皆さんが言葉にして下さっているように, 法人解散に相当するわけがないと, 私も信じる.

第3は光明の日を迎えるために.

【祈】