ソロ星見の時は真っ暗でも良いのだが, 星空ガイドや観望会など人がたくさん来るときには, 障害物や三脚につまづいて転倒したり, 機材を倒したりという事故を防ぐために何か灯りが必要になる.
LEDランプの白いのは波長が短く刺激の強い光が多すぎて星見には良くない. 電球色の灯りが必要になるが, DAISOにLEDランプで電球色のいい感じのがある. 2種類買ってきて使っている.
そのままだとLEDが剥き出しで輝度が高すぎたり, 光量が多すぎたりして, 多少の細工をしてちょうどよくしている.
1. テーブルランプ型のやつ
この型はLEDが剥き出しになっていて, それを直視すると目がくらむし, 直接光でできる影は濃くて, 照らされる場のコントラストが高すぎて見づらい. それで, LEDを薄い白いプラスチックシートで覆って光を拡散するようにした.
2. ランタン型のやつ(フットランプとして)
このタイプは三脚の足元などに置いてつまづくのを防いだり, 導線を示すのによいが, 星見には明るすぎる. 頭を引っ張り出すと点灯し, 引き出し量を調整すると明るさは調整できるが, 少しだけ引き出すと照らす範囲も狭まってしまう.
それで, 回路に抵抗を入れられないかと思ってケースが開く所を探してみたら, 下の回転蓋を開けたところの電池ボックス部分の四隅にビスがあって, それを外すと電池ボックスの裏側にアクセスできた. 電源のリードを外して33Ωの抵抗器を入れたら, 明るさがちょうどいい感じになった.
追記: 33Ωだとまだちょっと明るいので2個直列の66Ωにしました. 環境の暗さにも依るので50〜100Ωくらいで, できれば可変のが良いかも.
ちょうどよい照明にこだわると, 多少DIYしないと手に入らないものだ.
PS.
1番めのは車の中で手元を照らしたい時にも重宝している.
2番めのは, 灯りを囲んで話をするのに良さそうな感じもする. テントの中とか.
【了】