風来坊@真幸福知

風来坊@真幸福知

始まりは坐禅会のご案内, 思いつくことを何でも書いていたら星空系に... Started with Zazen session info. now almost astrophotos. 시작이 참선회 안내, 이제 별하늘 사진들.

某離島にて

お盆と近隣のお寺の施餓鬼会が終わって, 技術屋稼業の次の案件の入札までに少しばかりのスキマ時間ができたので, 縁あって五島列島に行ってきた.

第1夜

熱くて高湿度の夜にMAK150で惑星と惑星状星雲を...

今シーズンは星を見せる活動が増えた割に, 自分では暑さに参り気味で惑星をちゃんと撮るのはこれが初めてだったりする.

土星(8/21 1:39JST): MAK150, TeleVue 3x Barlow, IR/UVカットフィルタ, ASI385MC, ASICapでキャプチャ(RAW16, gain460/ss 50ms), AS!3で4000コマの75%スタック, AstroSurfaceでwavelet/WB.

木星(8/21 1:45-3:00JST): MAK150, TeleVue 3x Barlow, IR/UVカットフィルタ, ASI385MC, ASICapでキャプチャ(RAW16, gain360-380/ss 20-35ms), AS!3で4000コマの50%スタック, AstroSurfaceでwavelet/WB, ImageMagickGIFアニメーション化.

2:00JSTごろ大赤斑がこっちを向くのでその前後に撮影したのをGIFアニメにしてみた. 左上の衛星はガニメデ.

この時, 木星の4大衛星(イオ, エウロパ, ガニメデ, カリスト)が1個増えてる感じがして, 調べてみるとおひつじ座σがちょうどいい感じの位置と明るさで混ざっているのだった.

あれ, 兄弟増えた?と思ったら通りすがりの人だった...みたいな!?(笑)

 

惑星状星雲(とくに小さいM57)は長焦点で中の濃淡を撮りたいと思っていたので, 惑星撮影の勢いのまま何も足さない何も引かない直焦点(笑)で. それはいいのだが, 面倒なことはやりたくない(暑いし;;)のでノーガイドのライブスタックで済ませるという暴挙.

こと座の惑星状星雲M57(リング星雲): MAK150直焦点, ASI533MC, ASILiveでライブスタック(gain360/ss 20s x180コマ), RawTherapeeで調整, Gimpで中央1/3くらいをクロップ, wavelet.

何かリングの中の濃淡が出てきた. ライブスタックでもダークとバイアスを撮ればそれなりの出来にはなる感じかも. (ダーク10コマ, バイアス41コマ) Gimpのwavelet分解をしてみたら濃淡が少しよく見えるようになった. 惑星撮影のように良いコマを選択してスタックすればもう少し出てくるかも...

こぎつね座の惑星状星雲M27(ダンベル星雲): MAK150直焦点, ASI533MC, ASILiveでライブスタック(gain360/ss 20s x180コマ), RawTherapeeで調整, Gimpでwavelet.

この夜は3:00でダウン ZZzz...

第2夜

島で泊まった富江町周辺で, いちばん星見によさそうな場所をGoogle mapsで探すと, 風力発電所というのが山のてっぺん(標高270mくらい)にある. 昼間に下見に行くと, 風車は廃墟で, 草原が広がっていて空の視界はひらけている.(草木で下界の眺望はあまり良くないが) それで, そこでの撮影を決行!

風車の廃墟(?)を入れて天頂を横切る天の川をタイムラプスにしてみた.↓

南の空のM20などを撮影しているところと, 南東にある何かの施設と遠い雷雲の辺り, それからM20付近の仕上がり画像が最後に出てくる.

上述のMAK150の他に, DSO撮影用に102SEDを持ってきていて, それと笠井の0.8xレデューサの組み合わせで, APS-CサイズのFujifilmミラーレスで撮ってみた. 電視観望では1"正方形センサのASI533MCを使ってみて, それだと星像も周辺減光も問題ないことは分かっているが, APS-Cだとどうなる?というところ.

M20(三裂星雲,右下)とM21(Webb's Cross星団,左上): 笠井102SED/0.8xRD, IR/UVカットフィルタ, Fujifilm X-E2 ISO3200, 12x3min, AstroPixelProcessorでスタック, RawTherapeeで調整.

やってみると, 四隅で星像が伸びているし減光も目立つ. このレデューサはSkyWatcher 72EDとの組み合わせでは, レデューサとマウントアダプタの間にM48-M42(T2)アダプタと10mm延長筒を挟んで使っている. それと同じ使い方をしてみたのだが, それでこの結果.

延長筒を取るか足すかの調整で星像が改善するか....?

下の画像はASI533相当にクロップしたもので, これだと星像の乱れも周辺減光も気にならない.↓ Gimpのwaveletで三裂星雲の暗黒帯をくっきりさせてみた.

M20(三裂星雲,右下)とM21(Webb's Cross星団,左上): 笠井102SED/0.8xRD, IR/UVカットフィルタ, Fujifilm X-E2 ISO3200, 12x3min, AstroPixelProcessorでスタック, RawTherapeeで調整, 1"正方形センサ相当の画角にクロップ, Gimpでwavelet.

撮影中...

夜半で撤収.

 

おわり.