三瓶山(1126m)の南側の志学展望広場からは北側の三瓶がいい感じに見える. 北側だから北極星を中心にグルグル回る星の軌跡を撮るには絶好のスポットかもしれない.
先日の三瓶まわりのカノープスで月光が星と風景をいい感じにブレンドしてくれるのに気づいて味をしめ, 満月すぎの月明かりのある快晴の夜に山を徘徊したりするのである(笑)
インターバル撮影をセットして1時間ちょっと仮眠してる間にこんな感じになってた↓
目立つ雲も湧かず, ずっと快晴の空を星たちはゆっくり回っていたのだ.
ところで, APP (AstroPixelProcessor)でJPGファイルをスタックするときに, めちゃ時間がかかってしかも色が変になるという問題に悩まされた. こういう写真の場合は位置をずらすとかの調整も何も必要なく, ただフレームを重ねれば良いので, "star analysis", "registration", "normalization"を全て"disable"にすれば良いということらしい. 色の問題は"normalization"が効いていたのかもしれない.
また, スタックでできた画像をファイルに出力するときは"stretch"も"normalize BG"もOFF(チェックはずす)にすることが必要かも. 月明かりなどで空の色が変わった感じになっているところにnormalize BGをやると変なまだら模様が出てきたりした.
これは, 何年か前に同好会のS2氏より志学展望広場の存在を教えていただいてからずっと心の隅にあった構想なのだ. 正確な方向は夜になってみないと分かりにくいもので, 妄想のなかでは三瓶の真上にグルグルの中心(北極星)があったのだが, ちょっと右に寄っていた. でもそれで左側には西に傾いたこと座やはくちょう座のにぎやかな所が入ってきて, これもまた善し.
おわり