昨年, Vixenマーケティングがクラウドファンディングで製品化したSD60SS.
笠井トレーディングのここらへんとか
TSオプティクスのここらへんとか
ととても似てるので補正レンズは笠井のでいいんじゃない?と思っていたが, その考えは甘すぎで試し撮りは散々だった.
対物レンズのスペックが今どきのEDガラスFPL53を使ったダブレット(2枚玉)で口径とFが同じというだけで, 実はこれらの製品は微妙に異なるのかも知れない.
数年前の時点で撮影に使えるED屈折で日本で容易に購入できるものとしては最安だったSkyWatcher Evostar 72ED (今となってはSVBONYのSV503に抜かれた, 両者ともFPL51相当の硝子材) は笠井の補正レンズで良かったのだが, あれはbiginner's luckだったのか...
それで, 諦めて専用の補正レンズキットを注文したのが先月のこと. 幸い(たぶんこういう事態を見越して?)クラウドファンディングで鏡筒本体だけ購入した輩には割引クーポンがもらえたので, それを使って少しお安く入手できた.
その補正レンズキットの0.8xレデューサを使って撮影してみました:-)
↑これはホントはR200SSで撮ろうと思って店開きしたところで, R200SSのコマコレを忘れて来てしまったことに気づきTT, 小さいのに載せ替えてこうなったので, このグレートなやつも小さいつぶつぶが真ん中にこぢんまりと収まった感じになっている.
周辺の星像は, 笠井のレデューサのときと比べたらずっと良く(左の方がすこ〜し伸びた感じはあるがそれは今後..), これなら使える.
↑ここらへん巷では「バンビの横顔」と呼ばれてるらしいが, うちでは「スヌーピー」と言ってます:-) とくに「スヌーピー flying ace」とか「スヌーピー joe cool」で検索すると絵が出てくるサングラスかけてるやつ.
これまで活躍したEvostar72EDは, 今後はSD60SSとダブルで倍速撮影を...たとえばSD60SS+フラットナー(f=360mm), フィルタなしまたはLPR等で全色撮り, 72ED+笠井0.8xレデューサ(f=336mm)はDuo Narrow Bandフィルタ(STCの)をつけたX-A1(IR改造)で輝線を撮るとか...(妄想中)
【了】