自動車関係で気になる記事が...
交通事故の件数は年々減っているのに, トラックのタイヤ脱落による事故はこの10年で12倍に増えているらしい. 95%が左後輪の脱落とのこと. だから車が左を走る日本では脱落したタイヤが歩道を歩く歩行者を襲うということになるのかも知れない.
以前はタイヤを取り付けるネジはゆるみにくいように左側は逆ネジになっていたが, 現在は海外との互換性のため?すべて普通の右ネジ. それが原因みたい.
タイヤ交換の後や遠くに行く前には必ずタイヤのネジのゆるみを点検して増し締めするのだが, 確かに左のタイヤのネジは微妙にゆるんでいることがある.
ちなみに, 扇風機や換気扇の羽を止めているネジも, 逆ネジになっている.
車と扇風機はちょっと事情が違うのか....
扇風機の軸は時計回りで, 始動の時の加速で羽の慣性によってキャップとネジには反時計回りの力がかかる. それでネジが締まる方向へ力がはたらくように左ネジになっている. (止まる時はダラダラと止まるからあまり力がかからないわけか..)
自動車の場合は, 加速時よりも制動時の方が大きな力を受けるということで, 反時計回りする左のタイヤの軸は制動時に時計回りによじれる. その時ホイールを固定するナットには半時計回りの力がかかって右ネジだとゆるみやすい.
逆に右のタイヤは, 制動時にはたらく力がナットが締まる方向になるから大丈夫.
皆さん, ネジの緩みきをつけてます??
☆祈☆