自動車EV化の政府方針(2030年代に純ガソリン車新車販売禁止? 日本のは欧州とちがってハイブリッド車は今のところ排除しない感じらしいが)についてのトヨタ自動車の豊田氏(自工会会長)のコメントがYoutubeに出ていた.
ちなみに, 最近の日本は発電量の80%が火力(石炭,石油,LNG). 水力とその他の再エネは各々8%くらい.
日本のエネルギー需給実績(2018)によると最終消費形態のうち電力は26%, 石油が48%.
別の資料で自動車燃料消費は全エネルギー需要の23%くらいらしい.
自動車をEVにすると, 石油を直接車で燃やして仕事させるのと比べて送電やバッテリー充放電のロスが出る. 化石燃料で作った電気を自動車に使えば本末転倒.
大量のバッテリー製造や処分(リサイクル?)がどういう資源・環境負荷をもたらすかも気になる.
2030年の件について, 自動車関係のジャーナリスト桃田氏の少し詳しい解説があった:
こんな記事も(早稲田大 長内氏):
2030年代というと, 10年先に純ガソリン車の新車販売が禁止されると...想像を膨らませてみる.
- 従来の軽自動車がなくなる. 島根県民は何に乗るんだ?
- MT軽自動車や軽量スポーツカーみたいな旧車を求めるおじ(い)さんたちによって旧車市場が活性化(血眼?)したり...
- 世が電気自動車ばかりになると, ガス欠(充電切れ)の対策はやっかいなことになりそう. 燃料を持ってきて注げば動くというわけに行かないので立ち往生があちこちに...
- バッテリーが互換性のカートリッジになって, 交換すれば済むようになれば何とかなるか?