よく晴れていて天気図も南西から高気圧... ということでちょっと期待してシリウスの伴星(シリウスB)に挑戦.
シリウスA(主星)からの離隔は10"くらいでリゲルなども変わらないが, 明るさがマイナス1.5等の主星に対して伴星のシリウスBが8.4等ということで, フォーカスが鋭くコントラストの高い光学系が必要らしい.
結果は...
しばらく見たことのない好シーイングで初めて撮れました:-) 15cmでも大丈夫, またはGSOの純カセグレンはそれなりによく見えるということになる.
他の二重星は楽勝.
離隔はシリウスと同じくらいだがリゲルの伴星は6.8等, リゲルは0.1等なので, シリウスよりずっと簡単に見える. 左上の"角"はスパイダーの影響と気流による乱れ? 露出時間をシリウスより短く100msとしたので, 乱れの影響が平均化されず目立つのかも.
カストルは2等と3等の二重星で, 離隔は狭いが明るさが比較的近いので見やすい.
このくらいの明るさだと回折環がギラギラしないですっきりと見える.
追記
探してみると72mm屈折望遠鏡でシリウスBを撮ったツワモノもおられるらしい.