お盆明けから晴天が多くちょこちょこ撮ったりしている. 先日はあまりやるきなく放っといた広角レンズの天の川(ポラリエに載せて30秒でたくさん撮る)が意外といい感じに写っていたので, はくちょう座はいろいろ賑やかな所だし, やる気をだして攻めてみている.
昔のNikonの50mm F1.8がお気に入りのレンズなのだが, これで白鳥の頭からしっぽへ3フレームに分けて撮ってつないでみた.
上の写真の左端, 下から1/3くらいのところに小さく写っている「(」はベイル(網状)星雲, 超新星の残骸(super nova remnant). これを以前から望遠レンズで撮ってみているのだが...
↑明るい望遠レンズに光害除去フィルタ(色素タイプ)だと今ひとつ星雲がよく出ない. この辺は星が多くて星雲がよく見えるように撮るのはもう少し星を弱くするフィルタがいるらしい. SVBONYの安いCLS(City Light Suppression)フィルタというのは, 波長520-640nmを大胆に落とすらしいので, 家のように周りに多少光がある所でも(天の川がかろうじて見える程度)行けるかも...ということで↓
庭でまじめに極軸を合わせてオートガイドというのは初めて. 満天の星のところに行くといろいろ目移りしてひとつの対象に長時間かけるのが損な気分になるが, 日常生活圏内だと気楽に1時間くらい放っておけたりする(笑)のでこれはこれで良いかも.
このCLSフィルタや他の最近のフィルタは大きさが2インチ用までしかなく(たぶん一眼レフのボディ内に取り付けるのを皆さんは使うのでせう), 180mm望遠レンズに使えないので, 画角に余裕がないし暗いが72ED (f=420mm, F5.8)で撮った.
この手の見えにくい星雲たちも180mmF2.8の明るさと画角を活かして撮りたいところだが, 口径72mmにあうフィルターがなかなかない. あまり芳しく無い(透過する波長が広すぎる)色素系じゃなく, バッサリ切れる多層膜が欲しいわけだが, 昔からあるKenkoのLPR Type 1がほぼ唯一か...?
追記
そのあたりの星雲などをR200SSで....