アゴラ: 処理水問題は安倍首相の「貯蓄過剰」だった by 池田信夫氏
"「リスク回避」が長期停滞をもたらす"の見出しが全てを語っているみたい.
安倍さんは, 憲法改正を実現するために「政治的な資本」を貯めたが, 結局実現にはこぎつけなかったから使わずじまい. 結果的に, 政治家なら誰もやりらがらない嫌な仕事が遺ってしまった.
菅さんはあんまり国をどうしたいというビジョンがない代わりに, 嫌な仕事を片付けるのは飄々とするのかも.
学術会議の件もそれか?
政府方針が固まった(今月中に決定?)ことの各社記事:
産経:
読売:
福島の汚染水・処理水の問題, 2018年3月に, 東電・国のどっちも口を開かないので原子力規制委員長が口を開いていた.
専門家の立場からしたら結論は自明なのに, 政治家は(たぶん)人気を気にして厳しい事案の判断を見送り口も開かない, 電力会社は政府の顔色を見るばかりで動かないし口も開かない, 民間で風評被害を受ける当事者(漁業関係)は安全性には納得しても風評被害の懸念から立場上反対?, ただ外野だけが早くせよと騒ぐ. それで, 本来は当事者(電力・国)がやると言ったときに安全を審査する側が先に口を開いたのだろうと感じた.