最初に使っていたNikkor 200mm F4はレンズに三脚座が付いていたが, その後入手して愛用しているNikkor ED 180mm F2.8は結構重いのにレンズ自体に三脚座がない. それで, Viltroxというブランドの三脚座付きのマウントアダプタを入手して使っていたのだが, これがあまり強くなく振動の原因になっていた.
もっといいのが無いかと思ってたまに探してみているのだが, ない... が, こういうのを見つけた.
URTHブランド(Earth conscious系?)のマウントアダプタは, 後ろ半分が直径58mm長さ12mmほどのずんどうになっていて, 加工しやすそう. (ほとんどの品はテーパーになっていたり凹凸があったりで..)
このところの大雪と曇り空の日々にその妄想は膨らみ, ついに工作に手を染めることに...
10mm厚, 50mm幅のアルミ合金板からこんなのを切り出して穴あけ&ネジ加工. (全体の寸法をだいたい決めた後は現物合わせで適当に)
URTHのアダプタにもM4ネジを切る.
そしてこういうことに....
デザインコンセプトは「いかに加工をサボって欲しい機能を得るか」(笑)
このように使います:-)
ホントはレンズをリングで締める方式の三脚座が欲しいのだが, 最近のAFレンズはどれも太っちょらしく58mm径というスリムなリング式三脚座はいくら探しても無い. それで, 縦横のどちらの構図でも雲台にのせられるように90度離れた脚を2つくっつけたというモノ. 星の写真では上を北にして構図をとることが多いので, 任意の回転はできなくても縦と横があればまあいいか...ということで.
見た目もゴツくなったがViltroxのと比べるとかなり剛性は向上したものと期待.
問題は次の晴れの夜がいつ来るか...
<祈>
ちなみに.... Viltroxのも50mmくらいの軽くて短いレンズなら問題ない. レンズ側に脚があるとカメラの底を雲台で塞がないので, カメラを雲台から外さずに(構図を動かさずに)バッテリー交換ができる利点がある.