風来坊@真幸福知

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昔のニコンの200mm望遠レンズを使いまわす

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昔のAI Nikkor f=200mm F4. 平成生まれの子たちには未知の世界かもしれないが, AFでもないし自動露光(AE)は絞り優先AEだけ可というもの.

レンズの手前に散乱しているのはキャップとこれを望遠鏡にする小道具(キャップを加工したもの).

最近のコンパクトデジカメだと拡大率の上では35mm換算で400mmとかそれ以上の高倍率ズームレンズもあるが, そもそもセンサが小さい=>レンズ焦点距離が短くても望遠みたいになる=>口径も比例して小さくて良く, せいぜい1cmくらい. 解像度は口径に反比例する. 人間の瞳が暗いところでは6mmくらいあるので1cmのレンズだと人間の眼に毛の生えた程度の解像度ということになる.

それとくらべると200mm F4は口径50mmということになり, 5cmの望遠鏡ならば月のクレーターが余裕で見える解像度. 口径の大きな昔のレンズは侮れないのである.

上の写真の手前の左から2番め, Nikonのキャップの右にあるのは, レンズのバックキャップにルーペをくっつけたもの. はるか昔作ったもので, これを望遠レンズにつけてみたら一応望遠鏡になった. 倍率は10倍くらい. 天体望遠鏡のちょっと大きめのファインダくらいのスペックで, これで星空を眺めるとなかなか良い. (子供たちの反応="おぉ〜"(笑)).

先日買った中古天体望遠鏡に付属していたK20mmアイピース(取付径24.5mm)が付けられるように, 似たようなものをもうひとつ作ったのが右側のもの.

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こんな感じになる. 先のルーペ即製望遠鏡より星像がシャープ. 倍率は同じくらい.

アイピースグルーガンで糸を張ると, ファインダーとして使える. 望遠鏡付属の3cmファインダーと比べると格段に暗い星まで見えるのでなかなか良い.

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なかなか直角に張れないので手作り感満載. だいたい真ん中あたりに交点があれば使えるのだ(笑)

しかし, このレンズに期待する本命は, FujifilmのミラーレスカメラX-E2にくっつけて星を撮ることとなった. ミラーレスカメラは光学ファインダを放棄した代わりにボディ前端とセンサの距離が近く, 昔のレンズをくっつけるアダプタを挿入できる距離があるということのようで, 「木と竹を接ぐ」ようなアダプタがいろいろと売られている.

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これは「ニコンFマウントのレンズ<=>富士フィルムXマウントのボディ」用のアダプタ. こんなのを見つけてしまったのがX-E2(中古)に手を出した理由のひとつ.

この組み合わせで試しに撮ったのが先日の...

whoraibo.hatenablog.com

それにしても, Amazon.co.jpなどのネット通販の発達によって超ニッチな需要と供給が簡単に結びついてしまう. インターネットが普及し始めた'90年代後半に, あちこちで変わった趣味の人たちが互いにつながることによって活性化しているのを感じたが, 今やこの手の消費生活の便宜に都市と田舎の差はない. あとは, 働く場所の自由度が増えてくれば, 都市に集中してきた時代は終わって人口の分散が進むのではないか.. と, 思ったりする.