水曜日の夜坐の会はこの時期には珍しくよく晴れた夜空で, 坐禅のあとで参加された方たちに星空案内しました.
年配のご婦人がたですが, 冬の大三角や冬のダイヤモンドなどの明るい星の並びを説明して, 望遠鏡で木星, オリオン星雲, すばる, アンドロメダ銀河などを見ていただくとキャピキャピお喜びいただけました :-)
地上の景色が照らされているのは目の前の公園の不必要に明るい街灯. この辺り, 昔は星もよく見えたものですが電車基地と公園の街灯で今はかなり打撃を受けてますTT.
ライトセイバーみたいなのは新兵器, 「星空案内ビーム」. Amazonで買えるPEETPEN L45というLEDライトをDIY. 元々あった集光レンズを外して3cmファインダの対物レンズをくっつけたもので, 約1°の細いビームを出せる :-)
さて, 電視観望(望遠鏡にカメラを付けてPC画面で見る, ライブスタック)だと, 眼では見えにくい星雲の形や色までふつうにリアルタイムで見えます. 老若男女だれでも同じように楽しんでいただけるのが良いですね.
寒い時はアイピースに息がかかって曇って見えなくなることがよくありますが, 電視観望だとそれも心配なし.
このときのライブスタック画像を保存して, ちょっとだけGimpで編集したものをいくつか... (ファイルはJPGとFITSが保存されるが, 以下はJPG. FITSを現像してちゃんと処理したらもう少しキレイなものが出てきそう.)
1.25"アイピースにねじ込むタイプのレデューサ(GSO製, 公称0.5x)を使ってみた. 1"スクエアのセンサの四隅はケラれたが, 電視観望にはいい感じで使える. C5は1250mmの長焦点で, 32mmアイピースで約40倍. その視野と同じくらいの感じになる. このレデューサをASI533MCの1.25"スリーブ先端に付けた時の実際の倍率は0.58倍だった.
坐禅で落ち着いて星を見て興奮して(?)広い宇宙に思いを馳せるひとときでした.
【合掌】