風来坊@真幸福知

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始まりは坐禅会のご案内, 思いつくことを何でも書いていたら星空系に... Started with Zazen session info. now almost astrophotos. 시작이 참선회 안내, 이제 별하늘 사진들.

新型コロナ: ヨーロッパの"第2波"と"スウェーデンの対策"

最近, ヨーロッパで再び新型コロナの感染者が増えているという(死者数は第1波のときより少ない)が, スウェーデンでは当初から政府と国民が納得した方法で粛々と対応してきて成功しているという話を再度確認.

www.dailyshincho.jp

この「災害」は民主主義のひとつの限界を露呈している. 政府(政治家)はその時々の種々雑多な人々の要求や好き嫌い, 顔色を伺いながら人気を失わないように気を使って, ときには(いつも?)小手先の政策を弄して世渡りしている. 民衆が真実と正しい論理によって価値判断する能力を培うことができなければ, 国は迷路に迷い込む. マスコミは往々にして視聴率, 売上を稼ぐために刺激的な情報ばかり選んで流し, 民衆を不安へ, 政府を過剰反応へと扇動する.

個々の生命の大切さをいたずらに強調して社会全体の利益と損失を冷静に見極められない大方の民主主義国家は, PCR検査というこういうケースに使うべきでないと知られた検査方法の流布と相まって, 不必要な社会的負担と犠牲を払っているということが, スウェーデンのケースを見れば明らかでないかと思われる.

在宅勤務が認められるとかインターネットを利用したリモート会議などで済むことはそれで済ませるとかいう, こういう状況になったおかげで普及した働き方の改革は, うまく今後の社会に定着すれば日本が下手だったワーク・ライフバランスの改善に大きなプラスになりそう.

それを収穫として, ある時点で政策的にはすべきこととやめるべきことを決断すべきだろうと思う. 何を検出しているのか分からないPCR検査をやめて, 普通に風邪に気をつける生活習慣を身につけるのが妥当な線じゃないかと...

先進国で人は毎年1%が死亡し, その内のある割合の人たちは肺疾患が原因である. 新型コロナによる重傷者や死者の統計から見れば, それがロックダウンするほど恐れるべきものかどうかは疑わしい. 意味があるとすれば医療崩壊の防止だけ.

「コロナ禍」のこの1年が過ぎた後, 今年の死亡統計が従来のものとどのくらい変わっているかが明らかになれば, コロナ禍の正体は明らかになるはず.