40代後半に, デジタルカメラのLCDと遠くの被写体とを交互に見る時に目のオートフォーカスが遅いことに気づいたのが最初の老眼の自覚症状だった.
以来, あちこちに各種老眼鏡が常備された生活になっている. デスクワークでは+1.5だが, 読経の時は少し距離があって+1.5では強いので+1.0を使う. 袂に入れておくためにケースも含めてコンパクトなものを求めた結果, 落ち着いたのがこちらの品↓
楽天市場の「電脳眼鏡」さんで購入できる「超薄型読書グラス ライブラリーコンパクト」 (Library compact Ultra flat reader) (税込1540円, 送料220円; 2022年9月現在)である.
この眼鏡も最近のアレで, ブルーライトカットのコーティングが施してあるが, 色のバランスのズレが少ないので写真の色調整のときにも背景の灰色を見誤りにくいという利点もあるかも.
2年くらい使ったところで, どこかで荷物の下敷きにでもしてしまったらしく, 気づいたら枠が破断していた. (掛けたら斜めになるので違和感を感じて, 見たら壊れてたTT)
こうなると直せる見込みもないので, 廃棄するより仕方がない. ツルの部分は金属だし, レンズはもしかしてガラス?と思って分解してみた.
驚いたのは, ツルをフレームに接続する部分までがネジを使わないはめ込み式だったこと. それで適度な固さで動くようになっていたから大したものだと思う.
誇らしげに「日本製」とは書いてないので, 中華製か東南アジアのどこかの国製なのかもしれないが, 大した製造技術, または, 少なくとも検品はとてもきちんとされていると見た. (実は日本製なのか?)
ちなみにレンズはプラスチックだった.
さようなら, 超薄型読書グラスライブラリーコンパクト 1号.
そして, 同じものを再度購入した.
【了】