この季節めずらしいほどの晴天に恵まれて日本各地で月食が見られたらしい:-)
いくら多忙といっても月食で天気も良ければ仕事が手に着くはずもない(爆). 軽装備でササッと...ということで, 先日から密かに組み上がっていた「お手軽版GPD」と10cmマクカセをミラに積んで東の空の開けたところへ!
↓こんな感じで(これは撮り終わったところ)
(この架台は軽いのが取り柄だが追尾速度が恒星だけで, f=1300mmで月を撮ってると結構日周運動からズレるんですね. 月モードのあるSX2(重いけど)かスカイメモS(ヤワだけど)を持ち出せば良かったとちょっと後悔)
何人か月を見に来たらしき方々がいらっしゃって, 店開きをして話をしていると, 欠けた赤い月が昇ってきました.
以下の写真はKenko SE-GT102M (10cm F13マクカセ)直焦点, Fujifilm X-T20 ISO1600 JPEG Fine L 1:1で撮影. 構図は上が北. (キャプションに時刻と露出時間)
神秘的な赤い月.
月が地球の影に入ってるんだが, 地球には大気があって光を散乱するから, 月から見たら地球の輪郭から夕焼けのような赤い光が来る. それで赤く照らされるのだという.
そのときの月から見た地球がどんな感じなのか, 想像すると.... 地球からみた月や太陽の4倍の大きさの地球が太陽を完全に覆い隠したとき(つまり皆既日食), 黒い地球の縁は大気の層が夕焼け色に光って赤い輪っかに見えるのかな? その中の暗い地上には, 人工衛星からの写真のように, 街の光が見えるのだろうか?
誰か月にカメラを仕掛けて来てくれないかな.
月食をやってるそのすぐ横にすばる(M45 プレアデス星団)がいるので, 135mmでねらってみた. 食分最大のあたりの時刻の, とりあえず1枚撮りのRAWを処理したものだが, まだ空に薄明が残ってるのと赤い月も結構明るいので星はあまりたくさんは写らないみたい.
135mmの方はスタックしてすばるをあぶり出そうとたくさん撮ってあるが, ちゃんと画像処理するのは後ほど...
Zzzz..
追記: すばるといっしょの写真をちゃんと処理
すばるの星雲が少し出てきた :-)