ワンコの散歩に, ふとカメラを持って出かけた. なんかあんのかなぁ...と歩いていると, 真幸ケ丘公園の尾根の記念碑の所でムシの沼へと急展開(笑)
クヌギの幹にゴマダラチョウが留まっているのを見つけたらその近くにカナブンとハナムグリ.
ハナムグリが飛び去ったら今度は真っ黒なやつ(クロカナブン).
この中でチョウがいちばん樹液に陶酔しているようで, とにかく動かない. カナブンが入れ替わっても動かない. 虫たちは押し合いへしあいしつつも争いは起こらない. みんな満ち足りているのかな? 虫たちの小さなオアシスである.
写真を撮っていたらワンコが退屈そうにクンクン言い出すので歩き出す.
暑い夏はワンコにはつらい季節. 夕方の散歩はあまり歩きたがらないので公園の森の日陰を少し歩いて終わりにする.
終わりの頃に, 捕虫網をもった少年たちとそのお父さんに遭遇. さっき撮った写真を見せてあげようかとも思ったが, 「こんにちは」だけでやめとく(笑) 危機に瀕しているというカナブンがココらへんにはまだかなり居るらしいことは黙っておいた. 見たところ, アブラゼミ(このへん山ほどいるマジョリティ, 素手でも捕まえられる)を採って楽しんでいるらしいから.
こんなヒトも. Mr. or Ms. X?
駐車場の入り口の辺りにあるマテバシイ(?)の幹にオオカミキリとハナムグリを発見!
頭を突き合わせて, 戦っているんじゃなく仲良く樹液をなめている. さらに近くの枝にもカナブンたち.
カナブンこの辺にはかなりたくさんいるらしい. 生息に必要なのは...葛. そういえば最近戦っているツルの類のひとつか!?(笑)
コクワガタ!? 「まってー」とつぶやくが, 逃げられたTT
それから, 先日この辺りで見かけたタマムシ, 今日はこんな姿に.
生命の繁茂するところには死も繁茂する.
ヒグラシは声が聴こえてもなかなか実体が見つからない. 用心深いのか近づくとすぐ飛んでいってしまうことが多い. しかしこのヒトはなぜか逃げずに写真に撮られてくれた.
アブラゼミが見飽きるほどいるのに対して, 羽が透明なセミはなんだか会えると嬉しい. 彼らにはどうでもいいこちらの勝手なのだが(笑)
アブラゼミの幼虫が枝を登っているのを発見!
しばらく間をおいてからもう一度見に来ると...
セミの羽化シーンは, この季節, 夜散歩すればほぼ確実に出会える.
夕暮れの宝さがし(?)のひとときでした.
ZZzzz...
(撮影データ: Fujifilm X-T20, Fujinon XC16-50, ときどきKenkoクローズアップAC No.4を使用, ISO3200auto, プログラムAE, JPEG Normal M, Auto WB, フィルムシミュレーションSTD)