母が使っていたdocomoの「らくらくスマホ」(以下, 「らくスマ」)のLINEが突然使えなくなった.
この「アップデートしてください」というのができないからどうにもならない.
スマホでLINEにつながらない→別の端末への引き継ぎの設定もできない→アカウントを引き継げないから新たなアカウントを作り直すしかない.
という悲劇.
こういう大事なことは予め知らせてくれないと...と思うのだが, そういう通知がユーザーにあったのかどうかは知らない. (問題の「らくスマ」のLINEはもう見られないし, SMSも見当たらない)
調べてみたら, こんなことが...
LINEアプリサービス終了(2020年9月23日(水曜)予定)
以下の対象機種で、トークの閲覧・バックアップ・アカウント引継ぎを含め、全機能がご利用いただけなくなります。
Android/iOS:ver.8.17.0未満のLINEアプリ
ドコモスマートフォン以外の以下の対象機種※1でも同様となります。
らくらくスマートフォン2(F-08E)
らくらくスマートフォン3(F-06F)
ビジネススマートフォン(F-04F)
ARROWSケータイ(F-05G)
AQUOSケータイ(SH-06G)
P-smartケータイ(P-01J)
AQUOSケータイ(SH-01J)
らくらくホン(F-02J)
しょうがないので, 余っていたAndroid端末で新たなLINEアカウントをつくり, そっちに「らくスマ」のSIMカードも移動してそちらを使ってもらおうかと思ったら, SIMを移動してアクセスポイントを設定(spmode.ne.jpというのにするらしい)してみてもモバイルネットワークにつながらない. (電話回線はつながる)
「らくスマ」のSIMは他機種では使えないのか!?
こうなると選択肢は...
- 従来の「らくスマ」は電話機として, LINEは別の端末でWiFiのみの接続で使う.(追加経費0円)
- 「らくスマ」の新しいのに機種変更する(最近のはGoogle Playからアプリをインストールできる?)(高そう)
- こういうことが発生するdocomoの「らくスマ」には見切りをつけて他社に変える.(2番目よりは安いか?)
私は電話番号にしばられたLINEみたいなのは使いにくいので好きではないが, 日本では普段の連絡手段としてこんなに普及している.
こういうふうに突然使えなくなると困る人も多いのではないかと思う.
追記(10/30)
SIMを他社端末に差し替えた時にモバイルネットワークに接続しない件をドコモショップに行って調べてもらった所, 初期の「らくスマ」の場合はSIMが「らくスマ」専用になっていて, 他の端末に挿すと機能しないことがあるとのことで, 今回はそれに該当したらしい. 契約を変更するとSIMは同じままで使えそうとのこと. 料金はあまり変わらない.
しかしそもそも「らくスマ」の機能で月6000円も払っていたことを知ってみると高いと思ってしまう. 他社に乗り換えを考えた方が良いかも.
ショップで待っている間にも他の, 母と同年輩とみられるご婦人が来店されLINEが使えなくなったと話しているのが聞こえた. やはり...
追記2(10/31)
イオンモバイルを調べたところ, 60才以上の「やさしい」プランではデータ3G+通話で月1408円. 通話は20円/30秒だが月に合計1時間くらいの通話なら合計4000円弱でドコモの今までのプランの2/3くらいになる. それで乗り換えすることに決定.
ドコモで電話番号引き継ぎのためのMNP予約番号を発行してもらう手続きが電話でもできるということだったが, 電話してみると音声ガイドで「ネットワーク暗証番号」なるものを求められる. そんなのはとっくに忘れられているので一旦断念. 店舗に行こうとして店舗に予約のため電話したら, 暗証番号が分からなかったらそのうちオペレータにつながるので大丈夫と言われた. それで結局オペレータによる本人確認でOKとなった.
乗り換えの経費は,
ドコモ側: MNP予約番号発行手数料2200円, 2年しばりの契約だったらしく, その途中で解約のため約1万円.
イオンモバイル: 初期費用3300円.
仮に月料金が通話を含め約2000円(予想)になれば年間48000円の節減になるのでこの乗り換え経費はすぐに元が取れる.