ダイヤモンドオンラインの記事. これはちょっと思っていた.
彼女はテニスにおいて日本との縁から日本登録していても, 「日本人の快挙!」ともてはやすマスコミが描く「日本人」の枠にははまらない人と思う.
ノーベル賞とかスポーツとかいろいろな分野で日本生まれとか日系の人たちの活躍が目立つ気がするが, 実は「日本人の快挙」として自己陶酔(?)するようなものじゃなく, 日本人の要素をもちながら, 別の何か(外国人の親から受け継いだものとか, 文化・環境など)をもつことで得られた成果も多いはず.
彼ら彼女らの境遇や経験から, むしろ日本に無かったもの, 日本+αの部分を学び取るという視点の方が, 長い目でみれば日本のためになる気がする.
この記事ではこれから増えてゆくであろう国内の外国人労働者のことにも触れられている. いろいろな文化背景をもって日本に働きに来る人たちに対して, 上から目線で日本人に「同化」させようとする態度が問題となっているのだとか...
「異なるもの」に対して, 否定的に見るのではなく, 面白いとおもって関心をもつ方が得と思う.