風来坊@真幸福知

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ある日の夜坐の会と翌日のきまぐれ観望会

先日, 7/10(水)は第2水曜の夜坐の日. 常連さんとなっている檀家の方がおやすみだった代わりに, 娘の友達(東京から遊びに来ていた)とご近所にお住まいというブラジル日系3世のお坊さんが初めて参加され, 坐禅の後の茶話会はにぎやかだった.

娘の友達の感想は, 黙って坐っていると自分が実はいろんなことを考えているということに気づいたとか, 静かなので虫や鳥の声が聞こえるのに気づいたとか... そうですね. 日常生活の中で実は私たちは何もしないでいるという時間がほとんどないわけで, 最近流行ってるらしい「マインドフルネス瞑想」とかいうのも同じことだと思いますが, 敢えて「何もしない時間」を確保してみることでいろんな気づきがあるわけですね. それがだんだん自分を内面から変えていくことにもなると思います.

ブラジルから日本に来て4年になるという若い方は, 縁あって出家得度し, 私も半年ほどお世話になっていた岡山の僧堂(修行道場)で修行されたとのこと. 市内のブラジル人コミュニティはかなり大きいですが, その中で坐禅会を開いていたり, 地元の日本人との間の交流をもっと活性化したいということでいろいろ試みているそう.

出雲市(人口17万5千, 2019)に住む外国の方は昨年の統計で約4000人, 主にブラジルからの日系の方で年々増えており, 多くは市内の電子部品工場などで働く. それに関連して外国人の子供の数も増え, 小学校で日本語学習などの支援に苦労しているとか, 義務教育の範囲外であることから学校に行かない子どもたちがかなりいるという問題もあって, 日本社会の多国籍化, 文化多様性への対応というのが迫られている. この度の出会いから何かその方向への道が開けることを期待:-)

さて, 夜坐の後は天気が良ければ星空観望ということになっているのだが, 残念ながら当日は雨... そして翌日は天気予報が外れて夜きれいに晴れたりする. このパターンが何か多いかも ;-(

ということで一日遅れの気まぐれ観望会で土星木星を見る. 坐禅の皆さんスミマセンm(. .)m

今年の木星土星は空のかなり低い位置にあって大気の影響が多いのと, やはり天候が不安定なせいか気流があまりよろしくなく...

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先日のアレでできるだけ高解像度(といっても1920x1080)の動画を撮ってRegistaxで...と試みるのだが, ミラーレスカメラ(Fuji X-E2)の動画の露出の調整が今ひとつよく分からない. ISOをAUTOにすると木星は行けるが土星はどうやっても暗くて良く写らない. (露出がフレームレートのため1/30sより長くできないということ? ISOも3200以上に設定できないらしいし..)

それで, 上の写真の土星はJPGで300枚くらいとってベスト5%をスタック, 木星の方は動画からの処理. まあ静止画の方が画素数も多く露出時間の自由度が高いので今後はJPEGを1000枚くらいとって処理するということで行こうかと... 諦める. (悟る?)

<合掌>

(撮影データ: 15cm F5反射望遠鏡, 6.3mm PLアイピースで拡大, Fujifilm X-E2; 土星 ISO3200, 1/8s; 木星 ISO AUTOで動画)

追記

ところで土星は1日前に「衝」(ショウ, 太陽と反対の方向になること)を過ぎている. 衝のときには土星は輪の明るさが本体との比較で明るくなる「衝効果」という話を見つけた. 4月に撮った下の写真と比べると, 輪の本体に対する相対的な明るさが昨日の方が明るいみたい. 上の写真はWavelet処理で濃淡が強調されているので, 下のはWavelet処理なしで画像の明るさをだいたいそろえて比較してある. 凹凸のある面(輪の粒子)が太陽光を反射するとき, 太陽の方から見た方が影がない, 反射が強い等の理由で明るく見えるということらしい. 今更ながら「へ〜」という感じ.

<4/16の土星>

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<7/11の土星>

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