このところ宵の明星になってる金星は先週最大光度を過ぎたのでかなり欠けて視直径が大きくなってるはず. ところが, 冬の金星は当然のことながら冬の太陽の近くで赤緯の低いところにいるので, 夕方輝き始める頃にはずいぶんと空の低いところにいる. うちの庭からは後ろの丘がじゃまになってよく見えませんTT
本日は夕方青空が広がって西の空に希望の光が見えた(笑)ので, ちょこっと速攻で神戸川(かんどがわ)の土手にある小さな公園へ.
到着する頃には再び雲が.... そして金星はだんだん下がっていってシーイングは...TT
ともかく, こんな感じに.
月は南の空にあってシーイングはまぁまぁ.
真ん中の少し下にあるクレーター, よく見ると中心の丘がじゃんけんのグーに見えます. 「月面グー」とか言うらしい. 英語の人たちは"Moon fist"とか. このクレーターはTheophilus (テオフィルス).
綿雲(積雲)が流れる間に月, 木星, 土星, 金星(左上から右下へ)が並んで幻想的な風景ですね.
川の土手の道路の脇にある公園は, 近くを東西に通る高圧線と鉄塔が視界を一部遮る(天頂がダメ)ほかには障害物がなく, とくに東西と南の地平線近くは空が開けています.
雲が無ければ木星や土星も撮る気になったかもですが, まあユラユラでも金星が撮れたし月もキレイだったので早々に撤収.
おわり♪