出張先が近くだったので, 神田明神にお参りしてみた. 名前はよく聞くし近くを通りかかると道案内の標識など見かけるのだが, 来たのは初めて.
さて, どなたがお祀りされているんでしょう...と縁起書をみると, 大已貴命(オオナムチノミコト=オオクニヌシノミコト)と少彦名命(スクナヒコナノミコト), それから平将門命が祀られている. 将門殿はさておき(失礼^^;), 大国主と少彦名, 出雲国を建設したコンビがなんでここに?と思うが, まぁそういうことらしいですね.
<八雲神社?>
左にあるいくつかの社を見ると「八雲神社」というこれも意味あり気な額の掛かった社が2つもある. 縁起によると建速須佐之男命(タテハヤスサノオノミコト)の社とのこと. 出雲人としてはなんだか自分の家みたいな親しみ(笑).
大国主=大黒さま, 少彦名=恵比寿さま. 混同なのか習合なのか?そういうことになっているらしく, つまり出雲国建設の主人公は商売繁盛に繋がりそうなめでたい神様たちということになっているのかも....
これが豊かな江戸日本のエンターテインメント的信仰なのかなぁなどと思ったりする.
ともあれ, 予想外のところでご先祖様たちに会う気分は悪くない.
<少彦名命ご尊像?>
最近出来たらしい, ショップやカフェの入った「会館」の入り口には少彦名命のご尊像. 実は小さくて風来坊な少彦名命に密かに他人と思えない親近感をもっていたりするのだが, こういうのは初めて見た.
かわいい系?というのかな?うーん..