惑星は最近GS-150CCで撮ることが多くなって, そっちの方がよく写るからいいんだが, 昨年R200SSの斜鏡とスパイダーを交換した結果がどうなったかをちゃんと確認していなかったので, 昨夜はR200SSで攻めてみた. 庭にて.
土星(10/7 19:48JST): R200SS, 賞月観星10mm アイピースで拡大, UV/IRカットフィルタ使用, ASI385MC, ASICapでキャプチャ gain 444/25ms, 4000コマの10%をAS3でスタック, Gimpでwavelet/sharpen/tone.
木星はいろいろな拡大率で撮ってみた. まず拡大率MAX.
木星(10/7 19:32JST): R200SS, 賞月観星10mm アイピースで拡大, UV/IRカットフィルタ使用, ASI385MC, ASICapでキャプチャ gain 346/20ms, 4000コマの10%をAS3でスタック, Gimpでwavelet/sharpen/tone.
以下も同じ方法で撮っているがアイピースとカメラの距離を変えて拡大率を変えてみた.
木星(10/7 19:34JST): 拡大率最小. gain 326/10ms. 像が明るく速いシャッターが切れる.
木星(10/7 19:36JST): 中くらいの拡大率. gain 384/10ms. このくらいが良いかも.
木星(10/7 19:54JST): gain 346/15ms.
木星(10/7 21:18JST): gain 346/15ms. 少し時間をおいたらシーイングが良くなってきた.
昨年と比べて斜鏡を新品に替え, スパイダーも薄いのにしているのでコントラスト, 分解能とも向上したかも. 昨年比較して負けていたBKP150には勝っているような気がする.
でもやはりGS-150CCには負ける. 惑星を相手に「短焦点+アイピース拡大」vs「長焦点+EDバーロー」だと後者が強いのはしょうがない. 適材適所ということで. Tele Vue Powermate 5xが欲しいとかは...言いません(笑).
惑星状星雲の電視観望も試してみる.
この辺り, 公園の街灯があったり近くに住宅地が増えたりで明るくなりつつあるが, 天頂付近は4等星は見えるくらい. 3cmファインダーではM27は見えなかったが, 何とか捕まえてASILiveでライブスタック.
ASI385は1/2インチセンサ, f=800mmとなると視野が狭く, 見えないものの導入がちょっと...
M27 (亜鈴状星雲): R200SS, 直焦点, ASI385MC, ASILiveでライブスタック, 200x10s. (dark 25, bias 71) RawTherapeeでtone/WB/crop.(端の方はコマ収差がひどくて切ってある)
こういうのは, F4の強み. LPRなどのフィルタを使えばもう少し写るかも.
ZZzz...
