梅雨が明けたら, 月は既に上弦を過ぎて太りぎみ. 天の川界隈を撮りたいところだが月が沈んでからのわずかな時間のために出かける気力もでないので, しばらくは夜半に見頃になる惑星を眺めることにしている. 今年はGS150CC(6"純カセ)でどんな感じに見えるかが期待のしどころ.
先日バーローかアイピース拡大かで悩んだ結果, 笠井(GSO)の2"EDバーローにがんばってもらうことにした. バックフォーカス調整により, 拡大率は2.46倍と3.24倍で使用.
ちょうど夜半ごろに大赤斑がこっちを向いてくれた:-)
土星と木星が昇ってくるまでに鏡筒の温度ならしチェックも兼ねて二重星を眺めてみると, なかなか良い感じなので撮ってみた. 人工星で光軸を合わせたのが効いて, 焦点像はなかなかシャープ.
それから, GS-150CCの温度順応はこの季節なかなか良さそう(開放の短い鏡筒で鏡材は石英ガラス). 30分〜1時間外に出しておけばディフラクションリングが見える感じかも.
追記: Sharpen処理を追加したら...
木星と土星の写真を見せた方が, アンシャープマスク(ボーッとしたのをシャープにする)かけてみたら? というので, やってみた. GimpのFilters/Enhance/Sharpen.
強くかけると布目のようなノイズが出てくるようで, 控えめにかけると....
ちょっとだけクッキリした反面, ザラザラ感も. 好みかなぁ?