こんな記事があった.
この近所も典型的な田園地帯の道路があって, 田んぼや畑の中を碁盤の目のように道路が走り, 見通しの良い交差点がいくつもあったりする. そういう所で突然起こるのが, 錯覚による見落としで起こる衝突. 「十勝型事故」とか「コリジョンコース現象」というらしい.
コリジョンコース現象は、一点に向かって等しい速度で直線運動している2台のクルマや航空機同士が、お互いを認識しにくくなってしまうこと。
分かります?
実は以前, 友人がこれで事故にあったことがあった.
息子さんを乗せて走っていた時, 見通しの良い田んぼの中の交差点でトラックと衝突し, 車は用水路に転落, ご自身も息子さんも大怪我をしてたいへんだったという話を聞いた.
「どこから来た??」という感じで突然眼の前に現れたように見えたと言っていた.
車は廃車だったが, 幸いお二人とも回復されその後元気.
- のんびりした田園風景
- 見通しの良い交差点
これが実は危険のサインということで, 前方の一点を凝視していたらほぼ間違いなく横から近づいて来る車は見えない*. リラックスしつつもキョロキョロと視線を動かして, 横から来る車を決して見落とさないように.
子曰く, 「知ってる, 自動車学校で習うよ」.
最近はそうらしい. 私は昔JAFの雑誌で知った.
上の記事を見つけて友人の事故の話を思い出したのと, この辺そういう場所は多いので書き留めておく.
*「動かない」他に, とくに右側は窓のピラーによる死角もあるし, 網膜の構造上の「盲点」というのもある.