風来坊@真幸福知

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始まりは坐禅会のご案内, 思いつくことを何でも書いていたら星空系に... Started with Zazen session info. now almost astrophotos. 시작이 참선회 안내, 이제 별하늘 사진들.

パラグラフのインデントについて

英文のパラグラフのインデントはどのくらいがいいのかという話.

使われている文字のポイント(pt)数より大きく, それの4倍より小さくというのが目安とのこと.

「ポイント(pt)」は出版で使われる長さの単位で, DTPアプリケーションで使われる「DTPポイント」という規格では 1pt = 1/72 inch = 0.3528mm.

日本では活字のサイズにポイントと号数が混用されている関係で少し規格が異なり, 日本工業規格では 1pt = 0.3514mm とのこと. (Wikipedia 「ポイント」).

標準の文字サイズは10.5pt = 3.7mm. インデントは 4〜14mmというところか.

老眼だとちょっときついので11〜12ptを使うことが多い(笑). 11ptなら4〜15mm, 12ptなら5〜16mm.

まあ, オールマイティに12mmくらいでいいんじゃないかな?

パラグラフのインデントはスペースやタブを使ってはいかんとも書いてある. ソフトウェアにはしかるべき機能(パラグラフのインデントや行間隔設定)があるのでそれを使ったほうが, 後で全体の体裁を変える時などに便利.

日本語だと全角1文字分でいいから悩まない. いや, プロポーショナルフォント(〜P明朝とか)だとスペースの幅が小さいからスペース1個で1文字にならないのか? するとやはり「しかるべき機能」か...

ちまたによく出回る文書の様式ファイルなどでは, パラグラフのインデントとか行揃え(左寄せ, 右寄せ, 両端揃え, 中央), 行間などを, しかるべき機能を使わずにスペース連打であわせているようなものをよく見る. そういうのは別のソフトでインポートしたりすると見事に体裁が崩れる.

電子データとしての文書の体裁について, 基本的な知識を知らない人は多いのかも知れない.

自分のことを振り返ると, 技術論文を書くためにDTPソフト(TeXとかね)を習得する過程で覚えたような気がする. そうじゃなければ一般的な配布文書とかビジネスレターの体裁をどうやってワープロソフトで作るのかというのをどこかで習わないといけないのかな?

我流ですませて何も考えないとスペース連打になるのか...