風来坊@真幸福知

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廣井氏(ブラウン大学, 惑星科学)講演会@米子

米子市文化ホールで12/1午後2時から開かれた講演会に行ってきました.

講演者の廣井氏は米国ブラウン大学上席研究員として日本のはやぶさプロジェクトの科学的研究に参加され, 地球に落ちてくる隕石と(その親であるはずの)小惑星との関係について重要な発見をされました. 惑星科学の業績から, 名前が付けられている小惑星もある(4887=タキ・ヒロイ)という方.

このところSSH(スーパーサイエンスハイスクール)や一般の方々向けの講演で日本中を精力的に巡っていらっしゃいます. (今回で47都道府県をひととおり制覇されたとか)

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ご自身の生い立ちから小惑星の色(分光学?)の研究, はやぶさプロジェクトのいろいろな興味深いお話など...

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そして, 後半では宇宙について人間がこうして研究できるということの意味など...

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宗教的に(?)言い変えれば, 宇宙のことを知れば知るほど「有り難い」,「有り難くてしょうがない」ということをしみじみ語って下さったのだと思う.

そして現代にいたって科学は宗教的・哲学的な問題に接している...

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ここまで科学が世界とか人間とかの根本的な意味に触れる境地に来ている今, 逆に宗教の方はどうなの?という話.

教条主義・儀式主義にはまって探求を忘れていては存在意義を失うことになる. (まあ親しんだ習慣の中でホッとするというのもあるが...)

たいていの宗教は, 宇宙の在り方や法則の背景に, 創造主なり神仏なり, 何らかの根本的存在の智慧と慈悲があることを感じていて, その次元で対話するときに互いに, そして科学の人々とも話が通じるのだと思う. 

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講演が終わって質問するのはおじさんたちばかりだったが, その後で若い人たちが囲んで質問したりしてました.

さらにその後の短い懇親会も盛り上がっていました.

思うに, 科学や技術で活躍する方々はプロフェッショナルとしてのプロダクトの中に宗教的・霊的な話は含めない(含める必要がない & 現代は含めるとマズイ)のですが, 動機や発想や原動力の根本的なところでとても宗教性・霊性の豊かな方が多いと思います. 人は喜んでやってこそ成果を産むことができ, 喜びは表面的・即物的なものじゃなく何かもっと深いもののほうがはるかに強いということかと...

<合掌>