風来坊@真幸福知

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PETボトルで棓(バイ)の補強 (DIY)

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お寺の本堂には読経のときに使う木魚や大小の鐘がある. (宗派にもよりますが) こういう鐘のことをを鏧子(ケイス), 大小を各々大鏧(ダイケイ), 小鏧(ショウケイ)といい, この鐘や木魚をたたく棒状の道具を棓(バイ)と呼ぶ.

鏧子の棓は木製でなめし革が巻かれたものが多いが, 大鏧の棓は重量があって, 鏧子に当たる部分の革がよく痛む. それで当山ではビニルテープなどで補強して使用していたが, その補強のテープも何年かを経てボロボロになってきた.

ある朝, 朝課を勤めながらふとひらめく: PETボトルがちょうど合うんじゃない??

PETボトルはPET(ポリエチレンテレフタレート)の加熱成形品で, 300℃くらいで加圧空気で膨らませて作るそうだ. 200℃くらいまで加熱すると残留応力のために収縮するらしい. 実際にPETボトルをヘアドライヤーやガスコンロで加熱してみると縮むのが見られる.

デコボコしていないツルツルで真っ直ぐなPETボトルが欲しいのだが, 探すと案外ないものだ. Wilkinson炭酸水が真っ先に浮かんだが, スーパーで見つけると最近変わったのか(?)何か模様が入っている. 結局Top Valueの炭酸水.

飲んだ後でズン胴の部分をカットし, 当山の大鏧の棓に被せる. まるで測って造ったように直径はピッタリ! 長さはもう少しあった方がいいかもしれないが, 打鏧する位置はだいたい決まっている(だからその部分が痛むのだ)のでその辺にかぶせてドライヤで加熱. いい感じに収縮して完成.

ビニルテープよりはかなり長持ちしそう. 音もOK.

合掌