風来坊@真幸福知

風来坊@真幸福知

始まりは坐禅会のご案内, 思いつくことを何でも書いていたら星空系に... Started with Zazen session info. now almost astrophotos. 시작이 참선회 안내, 이제 별하늘 사진들.

Nik何とかという画像処理ツールの件

星雲の淡い濃淡を中間階調に上げて(?)強調したスゴイ感じの写真を見かけることがあるが, ああいうのが簡単にできるというウワサの「ニックコレクション」というものがあるというのを聞いたことがあった.

Googleからダウンロードできるという話も.

探したら Google Nik Collection というのだそうだ. 開発元のNik SoftwareがGoogleに買われて, それからDxOというところに買われて, 現在の Nik Collection は有料ソフトで最新のは6000円くらいらしい.

nikcollection.dxo.comGoogle が所有していたときにフリーにして公開したバージョンが今でもダウンロードできるということのようだ.

www.techspot.com残念ながらLinux版はないのでWindowsのをダウンロードして使ってみた. (500MBくらいあって結構でかい) Photoshopなどのプラグインとして使われるものらしいがスタンドアローンでも大丈夫.

インストールされたフォルダの中を見ると

  • Analog Efex Pro 2   昔のカメラ風?
  • Color Efex Pro 4    カラー用いろいろ, Detail Extractorというのがアレか?
  • HDR Efex Pro 2  HDR, ドラマチックなど
  • Silver Efex Pro 2  モノクロ用?

このくらいが使えそうかも.

それぞれのフォルダ内のexeファイルをカチカチやれば立ち上がり, 左上のメニューからOpenでファイルを開いて, 左側にあるフィルタのリストをカチッとやると効果が... 良さそうな感じになったら左上メニューでSave as..で名前を付けて保存すればよい.

定番のM42の写真にいろいろやってみると...

元の写真↓

f:id:cheonghongsa:20191217193008j:plain

Analog Efex: Classic Camera 7↓ あまり変わらない?

f:id:cheonghongsa:20191217193044j:plain

Color Efex: Detail Extractor↓ これか!?

f:id:cheonghongsa:20191217193133j:plain

HDR: Dramatic↓ わぁ(笑)

 f:id:cheonghongsa:20191217193220j:plain

Silver Efex: Fine Art Process↓ モノクロで階調のみを味わうのもいいですね.

f:id:cheonghongsa:20191217193327j:plain

これらのソフトは開けるファイルタイプがJPGだけのようだ.

微妙な階調を含んだ16bitのPPMとかが開けるといいのだが, もしかしたら内部処理も8bit?

予めある程度出したい階調が見えるように調整してJPGにしてから使う感じなのだろう.

元の写真がGimpでRGB各々のトーンカーブをいじってかなり階調を出したものだから, Dramaticは別としてあまり変化が無いように見えるが, 最初に頑張らずにやれば手間がかなり省けそう.

頑張ってない元の写真↓

f:id:cheonghongsa:20191217194736j:plain

Color Efex: Detail Extractor, 右のつまみでsaturation, contrastと効果の強さを調整↓

f:id:cheonghongsa:20191217194708j:plain

う〜ん. やっぱりちょっと頑張ってからの方がいいか...

 試しに風景にやってみたりする.

元の写真↓

f:id:cheonghongsa:20191217215042j:plain

HDR: Dramatic (+コントラスト調整)↓ やりすぎ感満載(笑)

f:id:cheonghongsa:20191217215007j:plain

HDR: Deep1↓ これはいい感じ?

f:id:cheonghongsa:20191217214939j:plain